ランクル40を愛せずにはいられない、ランクル40をこよなく愛する人へ・・
ランクル40は日本のクロスカントリー型四輪駆動車の先駆けとなった車両として有名である。ランクル40は世界中でも高い評価を受けており、「紛争のあるところにランクルあり」とまで言われている。ランクル40はNHKをはじめ各放送局の取材車や中継車としても長年活躍しており、三菱ジープ、三菱パジェロ、日産パトロールなども同タイプの車両として活躍している。
ランドクルーザー、通称ランクルと呼ばれる。このランクルという名前は1954年6月より使用されており、2008年1月現在、一つの車名として継続生産されている日本車としてはもっとも長い歴史を持つ。ランクル40の歴史は1951年に警察予備隊への納入を狙い、トヨタ・ジープBJ型が開発されたことからスタートした。その後、ランクル40の前身ランクル20が1955年にトヨタ・ジープBJ型からモデルチェンジされた。このランクル20の特徴は国家警察用のパトロールカーをはじめ、ラインナップの約半数が2輪駆動であったことだ。このランクル40の前身のランクル20は当時の米国トヨタの経営を支える柱となっていった。
ランクル40は1960年から1984年にランクル70にフルモデルチェンジされるまで24年にわたり販売され続け、超ロングセラーモデルとなった。今でも、世界各国に愛好家がおり、「ヨンマル」、「フォーティー」などの愛称で親しまれている。業務用として今なお現役も多く、中古車でもいまだに需要は絶えない。ランクル40は24年の間に4回マイナーチェンジをしており、それぞれ第1期、第2期、第3期、第4期と呼ばれる。第1期は1960年。第2期は1967年。第3期は1979年に。この時ランクル40はボディーを大幅に変更。大型プレス材を多用し、パネル枚数の削減と組み立て工程の短縮を図った。第4期のランクル40は1980年。ランクル60のデビューに合わせ、エンジン、ブレーキなどの主要部品がランクル60と共通化される。
その後、ランクルはランクル70、ランクル80、ランクル100、ランクル200と進化のとどまるところを知らない。最近ではレクサス ランクルもある。ランクル40といえば燃費を心配する声も多いが最近では燃費向上のキッドも多数、販売されているようである。
ランクル40はどこで売っているのか?ランクル40は現在は生産されておらず、中古で手に入れるしかないのだが、ランクル40自体の数が年々減っているし、愛好家はやはりなかなか手放さないので入手は非常に困難だろう。現在、ランクル40を所有している人と仲良くなり、手放すタイミングに交渉できるかどうかだろう。
今では、最新のランドクルーザー200や一つ前のランドクルーザー100が妥当だろう。2007年に発売されたランクル200は歴代のランドクルーザーを意識させるデザインで非常に人気も高い。ランクルはTVや映画でも活躍している。最近のドラマでは「GOOD LUCK!!」、「華麗なる一族」、「牛に願いを」、「エンジン」。映画では「60セカンズ」、「運命の女」などである。ちなみに高速道路でよく見る黄色いパトロールカーもランクル80(観音開きバックドア)である。ランクルはランクル20から、ランクル40、ランクル200までと大活躍である!